複数店舗でデータ共有しながら、
バーコードを読み取ってレジ打ちを行いたい(いわゆるPOSレジ)という、
ご相談を受けて開発しました。

棚卸や(リアルタイムの)在庫管理もご要望の中にあり、
webデータベースでの構築も検討しましたが、

filemakerで開発するなら、一つのプログラム(ファイル)で、
WindowsやMac、そして、iPod TouchやiPadのiOS端末でも利用可能
なので、
filemakerで開発することにしました。

パソコンに不慣れの方でも、
気軽にタッチ操作ができる分、
感覚で操作できるようなインターフェースをこころがけております。

また、iOSアプリ「filemaker go」が優れており、
内臓のカメラと連動して、バーコードを読み取り、
棚卸業務などを行うことができます。

もし、専用のバーコード端末を導入すると、
機械の購入費、また、商品マスタなどの初期設定費用などで、
数十万~百万近くかかります。(台数が多くなればなるほど、さらに高額になります)

 

filemakerでシステムを構築し、
入力をiPod Touchで行うとすると、
http://www.apple.com/jp/shop/buy-ipod/ipod-touch
24,800円~購入できますし、
初期設定費用は、システム本体のマスタ登録だけになるわけです。

 

30万レコードの商品マスタを閲覧していても、
すごくスムーズに移動できますので、
十分業務でご利用いただけます。

また、iPadであれば、
http://www.apple.com/jp/shop/product/MD821AM/A/lightning-usb%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%97%E3%82%BF?fnode=1a734d5047677d926d0ee97e69c4ab59a549b8e713091fcf224ff120580129ebcb88551e780e3f8875e6cb40f6eb13bb162df25c3d388e9c8bd0586290260bd5d5085536101c388963621fd398a019e984ec63897fcc9839ec168cb817decaecfa6ab43e8053126397c27241ac636ae7
「Lightning – USBカメラアダプタ」を接続することで、
USBキーボードやUSBバーコードリーダーと接続して、
入力効率を上げることができます。

Bluetoothのキーボードやバーコードリーダーなら、
配線もスッキリしてスマートなのですが、商品が高額になります。

しかし、
USBバーコードリーダーは、3000円ぐらいのものでも、
30cmほど離していても、正しく読み取ってくれますし、
USBキーボードにいたっては、800円ぐらいで、キーボード本体が緩やかにカーブしているものさえあります。

 

今回は、
稼働中のパソコンレジ
レジデータはweb経由で管理しているが、商品マスタは不在)
商品マスタ、会員マスタ、
レジデータ、レジ明細データ(商品のSKUコード単位)
で、離れた拠点間(通信は暗号化しセキュリティ対策を行う)でデータ共有を行うということで、

filemakerサーバーにデータファイルをアップし、
インターネット回線で共有しております。

filemakerサーバーと拠点間は暗号化通信、iOS端末はカメラと連動でバーコード読み取りシステム構成図
filemakerシステム構成図
POSレジ 画面
POSレジ 画面